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Ⅵ【映画関連コラム】14.【英国王のスピーチ】"The King's Speech"
【映画関連コラム】14.【英国王のスピーチ】"The King's Speech"(2010/英)
地味なテーマからこれだけの秀作を作れたのに敬意を。この感動の源泉は、英国王が吃音を克服したのではなくて、吃音が国王を乗り越えさせたというところにあるのだろう。
映画で描かれた実在の「ジョージ6世」は、兄のエドワード8世が、既婚で年上のアメリカ人女性と結婚しようと、1年余りで王位を捨てたため、仕方なく国王となった。地に落ちた王室への信頼を回復する任をにない、幼時から悩まされ続けた吃音を克服して、信頼あつい国王になっていく苦闘の様子が描かれた。
しかし系図を見ていると、ウィンザー朝の国王って、マザコンばかりだという印象だな。次期国王予定者もしかり、だし(笑) (註 先日「現国王」となった)
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