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Ⅵ【映画関連コラム】31.【ニューヨークの恋人】&【幸せのレシピ】

【映画関連コラム】31.【ニューヨークの恋人】&【幸せのレシピ】


【ニューヨークの恋人】"Kate & Leopold"
 (2001/米)


 『ローマの休日』と『卒業』を重ね合わせてひっくり返したようなメグ・ライアンのラブコメ・・・といっても何のことやら。まあ、観ても損はないか。



【幸せのレシピ】"No Reservations"
 (2007/米)

 今度はキャサリン・ゼタ=ジョーンズのロマンス・コメディ。突っ張って生きているシングル・ウーマンが、ひょんなことから恋に陥るという定番レシピですが、水準はクリアしたテイストに。

 ニューヨークのアパートに住むシングルウーマンの映画を続けて見たけが、どちらも階下や階上に住む男がからみ役として出てくる。つまり、階段の各階に一戸分だけの部屋がある造りになってるようだ。つまり、階上と階下だけがお隣さん。そこで、階下や階上の男とのちょいとしたやりとりが、シングル族の大都会での微妙な孤独感を印象付ける仕組みだな。

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