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Ⅺ【おもいつき歳時記】03.【二十四節気と節分】

【おもいつき歳時記】03.【二十四節気と節分】


 「二十四節気(にじゅうしせっき)」とは、中国の戦国時代の頃(紀元前4世紀)に発明され、四季・気候などの視点で地球上の一年を仕分ける方法。

 太陰暦の季節からのずれとは無関係に、季節を春夏秋冬の4等区分する暦のようなものとして考案された区分手法のひとつで、一年を12の「節気」と12の「中気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられている。


 本来「二十四節気」は、中国の中原の気候をもとに名付けられており、日本で体感する気候とは季節感が合わない場合がある。違いを大きくするものとして、日本では梅雨や台風がある。また、夏至はまだ梅雨の真っ只中にあり、蝉はまだ鳴き始めていない。


「節分」


 節分は雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日の節分は、各種の行事が行われる。

 一般的家庭でも「豆まき」と称し、「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆を撒いて、年齢の数だけ豆を食べる厄除けが行われる。また、焼いた鰯の頭を柊の枝に刺した「鰯(ひいらぎいわし)」を玄関に飾る魔除けの風習がある。

 もとは中国から伝わった「追儺」や「鬼遣」は、日本の宮中で立春の前日に行われるようになった。この時期はまだまだ寒い。そして季節が移ろう時期は体調を崩しやすい。そんな病魔を「鬼」として恐れたたため、豆撒きで鬼を追い払う風習ができた。「魔滅(まめ)」に由来し、鬼の目である「魔目(まめ)」を滅ぼす力を持つのが「豆」だということである。

Ⅺ【おもいつき歳時記】02.【啓蟄】

Ⅺ【おもいつき歳時記】02.【啓蟄】


 今日(2015/3/5)は、二十四節気の「啓蟄」にあたるらしい。外はいかにもふさわしい陽気なので、久しぶりにコタツからもぞもぞ這い出してみた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%93%E8%9F%84

   「啓蟄や 我も仲間なり コタツムリ」(笑)

 ググってみると、

   「啓蟄や 獄にまだある 地下の牢 辻井喬木」

 虚子の句などと並んで、まったく違和感のある句が出てきた。セゾングループの総帥として一世を風靡した提清二氏が、詩人・作家としては「辻井喬」というペンネームを使っていたから、「辻井喬木」も氏の俳号だと思われる。戦前には共産党員としても活動したので、逮捕歴は確認できないが、句の発想につながる体験はあったと想像される。句としてすぐれているわけでもないが、意外なものに出くわした感で記してみた。

 ほかに、この時期の季語として「猫の恋」というのもある。

   「両方に 髭があるなり 猫の恋 小西来山」

 芭蕉と同時期の上方の俳人らしいが、全く知らない人物だった。歳時記で見つけて漱石が笑い転げたという逸話で、なんとなくこの句を知っていた。かつての猫は放し飼いだったので、この季節、屋根上から、夜な夜な雄猫のナンパ鳴きが聞こえてきたもんだ(笑)

   「猫の恋やむとき閨の朧月  芭蕉」

*拙句連投
見つめ合い値踏みもするぞ猫の恋
満月の夜もありにけり猫の恋
猫の恋今やひたすら家事に追われ




Ⅺ【おもいつき歳時記】01.【春一番】

【おもいつき歳時記】01.【春一番】



 「春一番」(はるいちばん)とは、日本で早春に吹くその時季初めての南寄りの強風のことで、毎年立春から春分までの間に初めて吹く暖かい南寄りの強風と気象庁は定めている。

 気象庁による春一番の発表は、キャンディーズの『春一番』のヒットからだとか。キャンデーズの曲がヒットしてから、気象庁には「春一番」の問い合わせが殺到したため、気象庁は春一番の定義を決め、春一番の情報を発表するようになったということ。

 キャンディーズの追っかけしてたという石破茂首相、春早々にゲル総裁が辞めたら「ゲル一番」と呼ぼう(笑) 
(2025/02/13)