【社会時事コラム】14.経済学部卒だけど・・・
一応「経済学部卒」となっているが、実際には半分近くは文学部で単位を取って、経済や経営は必須教科程度しか取っていない。入学時は資本論全巻を買い込むほど意気込んでいたが、教養課程での退屈な授業や、専門課程に上がる前の長期間の学校封鎖などで、本確定な経済学部の講義を受けるころには、すっかり経済に興味を失っていた。
しかも一年近くの学園封鎖中を京都ですごし、高校の旧友たちと交友するうちに、すっかり文学にはまってしまった。大学の講義が始まり専門課程の経済学部の講義が始まっても、文学部に行って単位をとることが多かった。しかし経済や経営の必須科目もあって、なかでも「経済原論」は最重要科目だった。
前期後期に4単位づつ、つごう8単位だったが、これは内容が面白く真面目に取り組んだので、いまでも講義ノートを残してある。まあ、経済学部でまともに学習したのは、この「原論」だけぐらいだ。内容的には、ノーベル経済学賞のポール・サミュエルソンの「経済学教科書」をベースにしたものだ。
当方の大学では、北野熊喜男編著の「経済学教材」だったが、これはサミュエルソンの教科書を、日本の学生向けにリライトしたものだ。この「教材」や「教科書」は、何度も下線を引いて熟読した。
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