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Ⅵ【映画関連コラム】08.【ラストデイズ・オブ・サードエンパイア】"EDEL WEISS PIRATEN"

【映画関連コラム】08.【ラストデイズ・オブ・サードエンパイア】"EDEL WEISS PIRATEN"(2004/独)

 ナチス・ドイツ陥落間際のケルン近郊で「エーデルヴァイス海賊団」と称する少年達の不良グループが、反ナチス的な行動でゲシュタポに本格的な弾圧を受ける悲劇。

 「エーデルヴァイス海賊団」を不良グループというのには語弊があるが、もとはやんちゃな若者のアウトドア派娯楽集団のようなもので、権力への反発心からナチス側のヒットラー・ユーゲントと抗争ゴッコを繰り返していたようだ。それが本格的な反ナチス活動に引き込まれて行き、悲惨な結末を向かえる。

 実際にあった悲劇だようだ。しかし、売らんかなという邦題にはあきれる。「第三帝国の最期(ラストデイズ・オブ・サードエンパイア)」なんていうと、誰でも、ベルリン市街戦などのシーンを思いうかべるじゃないか。さすがに気が引けるのかカタカナ書きにしてるけど。

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