やたら要人暗殺事件が頻発するのだが、それに関わる組織団体の多様さには眩暈がしてくる。極左テロ組織のみならず、マフィア、フリーメイソン、現役首相等政界要人、実業界、さらにはバチカン法王庁までもが、複雑な地下茎のようにからまりあっていて、もうワケわからない。もちろんCIAやKGBも陰で暗躍。
さらに半年もたたない時期に、ヨハネ・パウロ1世急死事件が起こる。就任一カ月での急死で、暗殺の疑いも強く残っている。モロ元首相の解放交渉を拒否したのが、当時のジュリオ・アンドレオッティ首相で、マフィアとの関係が指的され、法王暗殺にも関わったと噂された。この事件にも上記各組織が深く関わっているとされる。
この法王急死事件を背景にして、『ゴッドファーザーⅢ』が製作された。日本人には縁遠い事件と思われたのか、前二作ほど話題にならなかったが、きわめて興味深いテーマだった。『夜よ、こんにちは』と重ねて観ると、イタリアの複雑な現在が見えてくると思われる。




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