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Ⅵ【映画関連コラム】01.【レディ・エージェント】とド・ゴール

【映画関連コラム】01.【レディ・エージェント】とド・ゴール


 『レディ・エージェント』"Les femmes de l'ombre" (2008/仏)
http://mash1966.hatenadiary.com/entry/20090807/p1

 Dデイ(ノルマンジー上陸作戦)決行前夜、作戦の秘密を守るために、独占領下の仏本土に極秘ミッションで派遣される5人の女性エージェント。 女スパイ物というとキワモノのようだが、史実をなぞって、それなりにリアルなスパイサスペンス。

*歴史トリビア
 亡命政府・自由フランスを率いフランス再建の英雄となったシャルル・ド・ゴール、その生涯で遭遇した暗殺未遂事件は31件にのぼるとか。映画『レディ・エージェント』の背景を調べていて知った。

 「ジャッカルの日」”The Day of the Jackal"は、その暗殺を扱った映画。

 そのドゴール、ドイツに侵攻されるとともにさっさと英国に亡命し、英米軍の後押しでやっとこさフランス奪回。戦後は、イギリスのEEC(EUの前身)加盟をとことん拒否し、独自で核開発するなど、傲岸不遜な独裁的政権運営をした人物といったイメージを持っていたが、ちょいと調べてみて見直した。

 良くも悪くも我が道を行くという人物なので、チャーチルみたいな面白い語録が残ってるかと思ったが、意外に平凡なドゴール語録。 http://meigennooukoku.net/blog-entry-826.html

 ちなみにチャーチル語録はこちら。 http://meigennooukoku.net/blog-entry-739.html

 チャーチルによるドゴール評 >「将軍は自分をジャンヌ・ダルクか、あるいはナポレオンかと思っている。だが誰も彼を火炙りにすることも、島流しにすることもできない」(フランクリン・ルーズヴェルトにシャルル・ド・ゴールの排除を持ちかけられたとき)

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